留学体験記〜準備編〜

今回のテーマは「留学準備」です。音楽修行にアメリカに渡ったのはかれこれ9年前になるので大分記憶が薄れてきてはいますが、かすかな記憶と残っている書類を頼りに、準備に必要だったことやその際参考にしたウェブサイトなどを紹介したいと思います。

これから留学を考えている方へ…留学にも様々な形があるので、あくまで一体験談として参考にしていただければ幸いです。

 

1. 留学候補地~情報収集

音楽留学と一言で言っても学校や学科の選択肢はたくさんあります。私の場合大学時代にギターの個人レッスンでブルースをかじり始めていたので、最初は留学先の候補地としてブルースの故郷シカゴやジャズの本場ニューオーリンズ、強者ミュージシャンが多く集まる街ニューヨークなども挙げていました。しかし、一度2008年に1ヶ月間滞在したことのあるカリフォルニアの気候と現地の人の雰囲気が気に入ってまた戻りたいと思っていたため、ロサンゼルス周辺の学校に絞ることにしました。

そうと決めたからには早速情報収集を…とは言ってもどこから始めたらいいのか?全く未知の世界だったので、まずは留学を斡旋している大手の仲介業者へ問い合わせることに。

※留学エージェントの利用を考えている方は、その会社の信憑性などをしっかりチェックすることが大切です。業者とトラブルがあったという話も聞きますので、十分注意して業者選びや留学申込を行ってくださいね。

まず仲介業者のオフィスへ行き、ロサンゼルスエリアにあるいくつかの音楽専門学校のプログラム詳細と見積もり書を出してもらいました。丁寧に対応していただき、どんな学校があるか・それぞれの学校の特徴はどんな感じかなどの情報を頂けたということがよかったです。

それでも結局、私は業者を介さずに自分で学校の手続きやビザ取得をすることにしました。これは業者へ支払う仲介費用が割高だったのと、ネットで調べて得られる学校の情報もかなりあったので、自分でもできると踏んだからです。そしてこの「何事もまずは自分でチャレンジしてみる」という精神は後々アメリカへ行ってからも様々な場面で役に立ちました (何より度胸がつきます💪)

参考サイト
And Vision: https://www.andvision.net/
留学ジャーナル: https://www.ryugaku.co.jp/
留学サイトドットコム: https://www.ryugakusite.com/
アメリカ留学センター: https://www.americaryugakucenter.com/

 

2. 学校の選択

留学する以前は「音楽を専門的に勉強する」ということは決まっていましたが、卒業後にどうしたいかということはまだ曖昧でした。なのでとりあえず1年続けてみてその間に次の目標を見つけようという感覚だったと思います。それが結局は
専門学校→コミュニティカレッジ(日本でいう短大のようなローカルの大学)→大学院
というルートを通ったため1年の予定が9年に😅その理由は長くなるので割愛しますが、音楽で何か資格を取ろうという目標ができたのは海外留学という大きな一歩を踏み出したからこそでした。

話は戻って情報収集の後、最初の音楽専門学校に絞り込むことになるわけですが、学校を選んだ決め手としては

①初めて学校に連絡した時は日本人スタッフが対応してくれたため、コミュニケーションが取りやすかったこと。
②包括的に音楽を学べるプログラムだったこと(理論はクラシックではなくポップ・ジャズに重心をおいたものを学び、実技では様々なジャンル/スタイルの音楽を演奏する機会があった)。
③学生ビザの後にOPT(Optional Practical Training)という最大1年間の就労期間を得られること(期間中は学校でクラスを取る必要はありません)。多くの学校は少なくとも2年学校に在籍しないとOPTが取れませんが、私が通った専門学校では1年の短期集中プログラムでもOPT取得可能ということだったので、もし1年以上アメリカに滞在したいとなった場合にOPTを利用できるという利点がありました(結果的にはOPTを利用し、留学2年目は演奏ツアーや音楽にまつわる仕事をしました)。

という3点が主なものでした。特に③があったことは留学を継続するきっかけになったので、修了後のことを考えて学校選びをするということは重要だと思います。

 

3. 入学申請~入学許可証の受け取り

学校が決まれば、入学申請に必要な書類を送ってもらいましょう。複数の学校に願書を送る際は、書類がごちゃまぜにならないように気をつけてください。

入学申請に必要な書類
①願書(自分の証明写真含む)
②財政能力証明書(学費を支払うことができるということの証明として、銀行の残高証明を英文で発行します)
③成績証明書・卒業証明書(英文)
④TOEFLまたはTOEICのスコア(必要なスコアは各学校で指定されています。私は大学在学中に受けていたTOEICのスコアを送りました)

これらすべての書類のコピーをとることを忘れずに!見落としがないか今一度確認してから送付します。この時に申請料も支払いましょう。主な支払い方法は国際送金・クレジットカード・小切手です。

書類の送付と申請料の支払いが確認されると、学校から入学許可証(I-20)や領収書、オリエンテーションの日程等が送られてきます。ちなみにこのI-20は留学の際に一番重要な書類です(この書類があってはじめて学生ビザが有効になります)

参考サイト・本
All About: https://allabout.co.jp/gm/gt/1237/
地球の歩き方 成功する留学: https://www.studyabroad.co.jp/ (出版されている同名の本は留学準備にとても役立ちました)

 

4. 滞在先の決定

留学中の滞在先は、ホームステイ、寮やアパートでのルームシェアなどから選びます。私は学校にホームステイ先を探してもらいました。大学や語学学校は滞在先を紹介してくれるところが多いですが、そうじゃない場合は留学エージェントやホストファミリーを斡旋している団体に自分で問い合わせる、craigslistなどのオンライン掲示板でルームシェアを探すという方法もあります。ただし、craigslistなどの広く一般にオープンな掲示板は偽情報も多いので注意が必要です。

私が最初にお世話になったホストファミリーとは今でも連絡を取り合っていて、まさに本当の家族のような関係になりました。相性の良いホストファミリーやルームメイトに当たるかどうかは運次第という部分もありますが、初めにどんな人たちに出会うかということは留学生活を大きく左右する要素でもあります。

 

5. パスポート・ビザの取得

ここではパスポートや学生ビザの取得方法について細かく説明はしませんが、各地方自治体のパスポートセンター、米国大使館・領事館のサイトで最新の情報を確認し、見落としのないように必要書類を準備しましょう。ビザを取るための面接に関してはあまり鮮明な記憶がないのですが、自分の留学の目的をはっきり言えたら大丈夫という感じだったので、思っていたより簡単だったということは覚えています。

参考サイト
香川県パスポートセンター: https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/etc/subsite/passport/index.shtml
在日米国大使館・領事館: https://jp.usembassy.gov/ja/visas-ja/
どんと来い、ロサンゼルス留学: http://dontla.com/

 

6. 航空券の手配、留学保険の加入、お金の準備

出発日が分かり次第、航空券はできるだけ早めに予約しましょう。短期留学なら往復、長期なら一年有効のチケットまたは片道チケットを予約します。

海外旅行保険または留学生向けの保険に入っておくこともお忘れなく。学校によっては留学生に健康保険の加入を義務付けているところもありますが、留学保険でしかカバーできない部分(急な疾病や盗難被害など)もありますので、健康保険とは別に留学保険に加入することをおすすめします。

そして現在アメリカではクレジットカードや銀行のデビットカードでの支払いが主流です。現金のみの支払いしか受け付けない場所もあるため、たちまち1〜2ヶ月ほど必要な分だけの現金も用意していきましょう(あまり多くの現金を持ち歩くことはおすすめしません)。長期留学の場合は現地の銀行で口座を開設した方が何かと便利です。

 

これらの準備が整ったら、あとは荷物をまとめていざ出発✈
また何か役に立ちそうな情報を思い出したら留学体験記として書いてみようと思います。

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